ExOneが2017年度第一四半期決算を発表 http://www.exone.com/Systems/Research-Education-Printers

ドイツのハイエンドメタル3Dプリンターメーカーで米ナスダック上場のExOneが2017年度第一四半期決算を発表した。

発表によると、2017年度第一四半期の売上は1,090万ドル(約12億3,170万円)で、昨年同期の840万ドル(9億4,920万円)から250万ドル増加した。売上のうち、3Dプリンターの売上が430万ドル(約4億8,590万円)で、素材・サービス関連売上が660万ドル(約7億4,580万円)だった。

3Dプリンターの売上は前年同期の約倍になり、同期間中に販売した3Dプリンターの数は5台と前年同期の1台から大幅に増加した。素材・サービス関連売上も昨年同期の620万ドル(約7億円)から40万ドル増加した。

一方、経常収支は680万ドル(約7億6,840万円)の赤字で、昨年同期の550万ドル(約6億2,150万ドル)の赤字から130万ドル増加した。一株当たり利益は42セントの赤字で、昨年同期の35セントから7セント、20%悪化した。

ExOneは現在、収支改善に向けたリストラクチャリング計画を実行している。ExOneCEOのジョン・マッカーリー氏は、ExOneは利益体質確保への道を進んでいるとしている。