スカルプティオ、ギターケース用3Dプリント脚部を製造

フランスの3Dプリンティングサービスビューローのスカルプティオが、ギターケースメーカーのラックスバッグ向けに保護脚部を3Dプリントで製造した。

現地メディアの報道によると、対象はラックスバッグのギターケース「プラム・ケース」で、マルチ・ジェット・フュージョンと熱可塑性ポリウレタン(TPU)で脚部を作った。金型なしで小中ロットの生産ができるとしている。

脚部は、ケースを置いたときの滑りにくさと、傷の目立ちにくさを両立する。粗い質感の表面が傷を目立ちにくくし、形状がさまざまな姿勢での安定に役立つ。TPUの採用により、衝撃吸収や地面との接触による摩耗への耐性、傾斜面での滑り防止も図った。

スカルプティオの最高経営責任者アレクサンドル・ドルセッティ氏は「このプロジェクトは、特注設計の部品で具体的な産業ニーズに応える3Dプリントの能力を示している」とコメントした。

スカルプティオはアディティブ・マニュファクチャリングの老舗サービスビューロー。ラックスバッグは楽器ケースを専門とするフランスの企業で、製品を世界で販売している。プラム・ケースはアルミニウム製のシェルを中心に作られ、重さは約4.2キログラム。今後は、複数のケースを一緒に運べる積み重ね可能な脚部などの追加機能も検討するとしている。