ドクター・ショールがWiivvと共同でカスタマイズド・インソールの製造を開始 https://www.businesswire.com/news/home/20190108005408/en/4504471/Wiivv-Partners-Dr.-Scholl%E2%80%99s-Deliver-Custom-3D

アメリカの老舗フットケアブランドのドクター・ショールが、インソール製造スタートアップ企業のWiivvと共同でカスタマイズド・インソールの製造を開始する。現在ラスベガスで開催中のCES(ラスベガス家電見本市)で発表された。

発表によると、ユーザーは専用のスマートフォンアプリを使って自分の足の400地点をマッピングしてデータを送信する。送信されたデータをもとに3Dプリンターでインソールを製造する。価格は1セット99ドル(約10,900円)で、注文から14日以内に指定の場所に配達されるという。

パートナーシップの開始について、Wiivvの共同創業者のシャミル・ハーゴバン氏は、「Wiiveが成し遂げてきたことは、自分に最適なインソールを使うというベネフィットを理解し始めた消費者のニーズを満たそうとしているドクター・ショールのビジネスを大きく飛躍させるでしょう。ドクター・ショールとともに、オンデマンド・マニュファクチャリングを前進させることに興奮しています」とコメントしている。

Wiivvは3Dプリンターを使ったカスタマイズド・インソール製造のパイオニアで、2016年からすでにサービスを開始している。同年に同社はカスタマイズド・インソール製造のキックスターターキャンペーンを立上げ、資金調達に成功している。

ドクター・ショールは1906年設立のフットケアブランド。インソールなどのフットケア製品の他、ホームケア製品やトイレタリー製品なども製造している。