プロトラブズ、2017年度第二四半期決算で3Dプリンター事業売上が19.5%増加

試作品製造・工業用サービスビューロー大手のプロトラブズが、2017年度第二四半期決算を発表した。発表によると、同社の2017年度第二四半期売上は8200万ドル(約90億2千万円)で、対前年同期比で9.4%増加した。

売上の内訳は射出成型事業4,679万ドル(約51億4690万円)、CNCマシニング事業2,418万ドル(約26億6千万円)、3Dプリンター事業1,087万ドル(約11億9570万円)
だった。3Dプリンター事業の売上は対前年同期比で19.5%増加した。

同期間中の経常利益は1210万ドル(約13億3100万円)で、対前年同期比で13%増加した。

売上増加の理由として、同社が最近サービス提供を開始したオンデマンド・マニュファクチャリングが貢献したことが挙げられている。オンデマンド・マニュファクチャリングは、顧客の要望に応じてオンデマンドで顧客のパーツを製造するサービス。製品検査レポートや型枠の生涯サービスなどがセットで提供されている。

プロトラブズは1999年設立。アメリカ以外にもイギリス、スペイン、フランス、ドイツ、日本でもサービスを提供している。プロトラブズはニューヨーク証券取引所に株式を上場している。