スリーディーシステムズ、義歯製造3Dプリンターを非営利団体に寄贈

アメリカの3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、非営利団体リモート・エリア・メディカル(RAM)にNextDent 300マルチジェット3Dプリンターを寄贈した。

現地メディアの報道によると、RAMはこの装置を患者に無償で提供するカスタム義歯の製造に使う。RAMは、十分な医療を受けられない人や無保険の人に歯科・視覚・医療ケアを提供する米国の非営利団体。

NextDent 300は歯と歯茎を一体で造形する、現実的で耐久性の高いモノリシック義歯を作れる。装置はテネシー州ノックスビルの施設に設置済みで、近くRAMの移動歯科実験室に組み込まれる。RAMはこれまでスリーディーシステムズのNextDent 5100を使っており、その用途を知ったスリーディーシステムズが、デジタル義歯製造能力の拡大を支援するために寄贈した。

スリーディーシステムズの最高経営責任者ジェフリー・グレイブス氏は「リモート・エリア・メディカルは、最も必要とする人々に不可欠な医療を届けるという並外れた実績があります」とコメントした。

RAMは1985年から活動している。昨年は1万7000人超のボランティアの協力で、3万2770人の患者に1660万ドル超の無償医療を提供した。寄贈は、こうした活動の中で義歯を無償で提供する体制を広げるものになる。