スウェーデンのハルムスタッド市が高齢者用3Dプリント食品の提供を計画 https://www.foodnavigator.com/Article/2014/10/21/3D-printed-food-for-the-elderly-may-hit-shelves-in-2016

スウェーデンのハルムスタッド市が、高齢者用3Dプリント食品の提供を計画しているとして話題になっている。

スウェーデンの西海岸に位置するハルムスタッド市は、ブロッコリーや鶏肉などの食材をピューレ状にし、卵やスターチなどを混ぜて3Dプリンターで出力し、嚥下障害を抱える高齢者へ提供するとしている。

3Dプリント食品の提供について、ハルムスタッド市のケータリング局長のリチャード・アスプランド氏は、「嚥下障害を抱える高齢者にとって、現在提供されている食事は見た目も悪く、食欲をそそるものではありません。まずは食事の見た目を良くし、鶏肉やソーセージといった食材のもともとの形にする必要があると考えました。見た目は鶏肉の手羽先でも、食感はパンナコッタという感じです」とコメントしている。

スウェーデンでは高齢者の8%が嚥下障害を抱えており、多くの人が食事の摂取不足により栄養失調の状態に置かれているとされている。

ハルムスタッド市では地元の食品メーカー、3Dプリンターメーカー、ランド大学、クリスティアンスタッド大学などと共同でフード3Dプリンターを製造し、今年末からハルムスタッド市とヘルシングボルグ市内の高齢者養護施設で試験サービスを開始したいとしている。