エイドリアン・ケプラー氏がVelo3Dの取締役に就任

エイドリアン・ケプラー氏が、アメリカの大型メタル3DプリンターメーカーのVelo3Dの取締役に就任した。ケプラー氏はアディティブ・マニュファクチャリング業界で20年以上のキャリアを持つベテランで、前職ではVelo3Dのライバル企業EOSのCEOを務めていた。

Velo3Dの創業者兼CEOのベニー・ミュラー氏は、「ケプラー博士はアディティブ・マニュファクチャリング業界に関する豊富な知識と幅広い人脈を持っており、その経験はパウダーベッドフュージョンシステムのリーディングカンパニーになるというVelo3Dのゴールを実現させる原動力になるでしょう。Velo3Dのシステムは特にヨーロッパで導入が広がっており、博士のヨーロッパにおける経験が大きく活きると信じています」とコメントしている。

ケプラー氏は、「アディティブ・マニュファクチャリング技術を使ってプロダクションをスケールさせ、企業が必要な物作りを行うための手助けができることを嬉しく思います。Velo3Dは登場以来アディティブ・マニュファクチャリング業界のリーダーであり、今後もミッションクリティカルな物作りを加速すると確信しています」とコメントしている。