デスクトップメタルが2023年度第2四半期決算を発表

アメリカの3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルが、2023年度第2四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間(2023年4月1日~6月30日)の売上高は5330万ドル(約75億6860万円)で、前年比で29%のプラスとなった。GAAP(米国標準会計基準)ベースでの経常収支は4970万ドル(70億5740万円)の赤字だった。調整後EBITDA(利子・減価償却前利益)も1500万ドル(約21億3000万円)の赤字だった。

2023年6月30日時点の同社が保有する現金および現金相当資産残高は1億2760万ドル(約181億1920万円)で、前四半期末から2220万ドル(約31億5240万円)減少した。

2023年度第2四半期決算についてデスクトップメタルの創業者兼CEOのリック・フュロップ氏は、「当四半期における我が社の事業遂行能力を誇りに思います。売上は増加し、利益率も大幅に改善しています。調整後EBITDAも株式公開後最高の数値となりました。デスクトップメタルは今後もコスト削減計画を推し進め、今年後半に向けてさらなる成長を続けてまいります」とコメントしている。

フュロップ氏はまた、先に発表されたストラタシスとの合併計画は未だに進行中であり、実現に向けて進んでいると主張している。