デスクトップメタルが2023年度第1四半期決算を発表

デスクトップメタルが2023年度第1四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中(2023年1月1日~3月31日)の売上高は4130万ドル(約57億8200万円)で、前年同期の4370万ドル(約61億1800万円)から5.5%減少した。GAAP(米国標準会計基準)ベースでの経常収支は5260万ドル(約73億6400万円)の赤字で、非GAAPベースの経常収支は2770万ドル(約38億7800万円)の赤字だった。2023年3月31日時点の同社の現金及び現金相当資産の保有残高は1億4980万ドル(約209億7200万円)となった。

2023年度第1四半期決算について、デスクトップメタルの創業者でCEOのリック・フュロップ氏は、「デスクトップメタルは強固な成長を遂げた昨年に続き、2023年を堅実にスタートすることができました。我々のアディティブ・マニュファクチャリング2.0マスプロダクション・ソルーションに対する需要は旺盛で、今年のさらなる成長を予見させています。また、コスト削減計画も順調に進んでおり、調整後EBITDAも改善しつつあります」とコメントしている。

デスクトップメタルは、アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスとの合併が予定されている。