エイドリアン・ケプラー氏がRobozeのアドバイザリーボードメンバーに就任

EOSの元CEOのエイドリアン・ケプラー氏が、イタリアの3DプリンターメーカーのRobozeのアドバイザリーボードメンバーに就任する。ケプラー氏は、ドイツとアメリカの市場を中心にグローバルマーケットでのRobozeの製品販売拡大について助言を行う。

ケプラー氏は、ドイツのメタル3DプリンターメーカーのEOSのCEOを11年務めたアディティブ・マニュファクチャリング業界のベテラン。EOSのCEOを退任した後はメタル・ステレオリソグラフィースタートアップ企業のインカスのアドバイザーなどを務めていた。

ケプラー氏は、「Robozeは近年私のレーダーの範囲内にいて、私はRobozeの強固なビジョンに基づくイノベーティブなキャラクターに関心を持ち続けてきました。Robozeの技術的なエコシステムはアディティブ・マニュファクチャリングのさらなる普及を進め、世界中のイノベーティブな企業に対してソルーションを提供してゆくでしょう」とコメントしている。

Robozeは2013年設立、イタリアのバーリで創業した3Dプリンターメーカー。航空宇宙や自動車などの業界ユーザーを中心にユーザーを増やしている。RobozeのARGO500 3Dプリンターは、500mm X 500mm X 500mm の造形サイズを持つFDM方式の3Dプリンターで、PEEK、ULTEM、AM9085F、カーボンPAなどのエンジニアリングポリマーを素材に造形出来る。