スペースXがNASDAQへ上場

イーロン・マスク氏率いるアメリカのロケットメーカーのスペースXが、NASDAQへ上場を果たした。公開価格は135ドルで、クラスA普通株5億5556万株の売却により約750億ドル(約12兆円)の資金を調達した。上場時の時価総額は1兆7700億ドル(約283兆2000億円)で、史上最大規模となった。

初日の取引では一時176ドル台へ値上がりした後やや値を戻し、160.95ドルでその日の取引を終えた。取引高は5億株を超える大商いとなった。

スペースXが上場前に提出した目論見書によると、上場時点の従業員数は約2万2000人で、設立以来の累積損失は413億ドルに上るが、マスク氏は上場当日のライブ配信で「2015年ごろからキャッシュフローは黒字だった」とコメントしている。

スペースXは、2002年にイーロン・マスク氏がカリフォルニア州で立ち上げた新興ロケットメーカー。当初は旧ソ連製ICBMを入手して衛星打ち上げを行うビジネスを模索していたが自前でのロケット開発へ方針を転換、以後ファルコンロケットシリーズを中心にロケット打ち上げビジネスを拡大している。

スペースXは、ロケット本体やロケットエンジンの主要パーツ作りに3Dプリンターを活用していることで知られている。