ストラタシスが2022年度第三四半期決算を発表

アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが2022年度第三四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億6220万ドル(約227億円)で、前年同期の1億5900万ドル(約222億6000万円)から2.0%増加した。2022年度第二四半期決算の売上高1億6660万ドル(約233億2400万円)からは2.6%のマイナスとなった。

売上高の内訳では、3Dプリンター本体の売上高が1億1210万ドル(156億9400万円)で、全体の69.1%を占めた。サービス関連の売上高は5010万ドル(約70億1400万円)だった。2022年度第二四半期決算の売上高からは、それぞれ3.1%と1.6%のマイナスとなった。

2022年度第三四半期決算の内容について、ストラタシスのヨアヴ・ツァイフCEOは、「第三四半期決算としては過去7年間で最大の結果となりました。システム関連の売上高が18.9%増加したことなどが結果に繋がっています。これまでに5四半期連続で利益を上げており、世界的な経済低迷の環境にある中でも、収益性を確保できる我々の能力を証明しています」とコメントしている。

2022年度第三四半期決算の発表とともに、ストラタシスは2022年度通年での売上見通しを6億4800万ドル(約907億2000万円)から6億5200万ドル(912億8000万円)のレンジにアップデートした。