ドイツのPERIグループがCOBODインターナショナルとディストリビューター契約を締結 https://www.3dprintingmedia.network/peri-group-distributor-cobod-3d-printers/

ドイツの建設会社のPERIグループが、デンマークのCOBODインターナショナルとディストリビューター契約を締結した。これにより、PERIグループが事業を展開しているドイツ、スイス、オーストリアのユーザーへCOBODインターナショナルの建設3Dプリンターの販売とレンタルが可能になった。

ディストリビューター契約の締結について、COBODインターナショナルのヘンリック・ランド・ニールセンCEOは、「ドイツ、オーストリア、スイスにおけるエクスクルーシブ・ディストリビューターとしてPERIグループとパートナーシップが組めたことを誇りに思います。PERIはこのマーケットで大きな販売力を有し、ディストリビューター契約は既存の建設機器にしか触れていない多くの建設会社に、我々のテクノロジーへのアクセスを提供するでしょう」とコメントしている。

COBODインターナショナルは昨年設立されたスタートアップ企業で、建設3DプリンターのBODシリーズを製造している。BODシリーズは、建設サイズによってBOD1からBOD3まで提供されている。なお、BODシリーズはこれまでにデンマーク、ベルギー、UAEなどで実際の建設工事に使用されている。

PERIグループは1969年設立、ドイツのヴァイセンホルンに拠点を置く大手建設会社。直近の従業員数は8,700人、売上高は14.8億ユーロ(約1,850億円)となっている。なお、同社は2018年10月にCOBODインターナショナルに出資し、株主になっている