COBODインターナショナルの建設3DプリンターがUAEで採用へ http://cobod.com/

デンマークの建設3DプリンターメーカーのCOBODインターナショナルの建設3DプリンターがUAEで採用されることになり、話題になっている。契約によると、ドバイに拠点を置くUAEの建設会社3Dヴィンチ・クリエーションズを通じてUAE国内に導入される。

COBODインターナショナルは昨年設立されたスタートアップ企業で、建設3DプリンターのBODシリーズを製造している。BODシリーズは、建設サイズによってBOD1からBOD3まで提供されている。計画では、3Dヴィンチ・クリエーションズがBOD1を使ってドバイ市内に住宅やオフィスビルなどを建設するとしている。

COBODインターナショナルは、昨年9月にヨーロッパ初の建設許可付き3Dプリント住宅を建設し、話題を集めた。同社の建設3Dプリンターが国外で利用されるのは今回が初のケースとなる。

パートナーシップ契約の締結について、 3Dヴィンチ・クリエーションズのエドウアード・バークリニCEOは、「この契約によって、コスト効率の高い高速建設3Dプリンティングソルーションを提供することが可能になりました。UAEのあらゆる建設需要に応えたいと思います」とコメントしている。

UAEは、2030年までにドバイ市内で建設される新築物件の25%を建設3Dプリンターで建設する計画を進めている。