オーストラリアで3Dプリンター銃を製造した男に懲役半年の判決 http://www.huffingtonpost.com/2013/11/13/3d-guns-atf_n_4269303.html

オーストラリアで3Dプリンター銃を製造した男に懲役半年の判決が言い渡された。

クイーンズランド州マドギーラバに住むカイル・ワースは3Dプリンター銃の3Dファイルをインターネットから入手し、3Dプリンターで製造した罪に問われていた。地元裁判所は男に懲役半年の執行猶予付き判決を言い渡した。裁判でワースは罪状を認めていた。

ワースは自宅に大量の3Dプリンター銃用部品を保有していたとして地元警察の捜査を受け、2015年2月に逮捕された。警察の調べでは、ワースにはいかなる犯罪組織とのつながりが認められないという。

裁判所は、3Dプリンター銃はオーストラリアにまだ拡散していないものの、将来における重大な脅威になると警告している。

オーストラリアでは重火器の所有は法律で禁じられているが、過去に認められていた歴史を持つ。最近も3Dプリンターを組織的に製造していたグループが摘発されるなど、3Dプリンターを巡る事件が頻発している。

3Dプリンターの世界的な普及により、3Dプリンターを犯罪行為に利用するケースが増えている。特に3Dプリンター銃などの武器の製造に3Dプリンターが使われるケースが増えていて、各国政府は対応を急いでいる。