シェイプウェイズが8対1株の株式併合を実施

3Dプリンティング・サービスビューロー・マーケットプレース運営大手でニューヨーク証券取引所上場のシェイプウェイズが、株式8株を1株に統合する株式統合を実施していたことがわかった。

株式併合(Reverse Stock Split)とは、既に発行されている株式数を減らすために、複数の株式を1株に統合する行為。理論上株式の資産価値に影響はなく、株数が減っても会社の価値は変わらないので1株当たりの価格が修正される。例えば2株を1株に併合した場合、発行済株式数は半分になり、理論上株価は2倍になる。株式併合は、株主の権利を侵す可能性があるため、株主による決議が必要となる。

シェイプウェイズは、上場しているニューヨーク証券取引所から同社の株価が2022年7月14日以来1ドルを下回り続けているとして、上場基準不適合通知(Non Compliance Notice)を受領していた。今回の措置は上場基準不適合通知に対応し、1株の価格を相応に上げることを目指したものと見られる。

本記事執筆時点(アメリカ現地時間の2023年7月13日)で、ニューヨーク証券取引所で取引されているシェイプウェイズの株は4.98ドルで取引されている。