カーボンがシリーズD投資で2億ドルの資金を調達 https://techcrunch.com/2016/09/15/carbon-3d-raises-81-million-for-international-expansion-of-its-rapid-3-d-printing-tech/

シリコンバレーに拠点を置く3Dプリンターメーカーのカーボンが、シリーズD投資で2億ドル(約226憶円)の資金を調達した。

出資に応じたのはスコットランドの投資企業バイリエ・ギフォード、アメリカのフィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ、香港のアーチャイナ・キャピタル、GEベンチャーズ、日本のJSRコーポレーションなどの企業。また、これまでに同社に出資しているセコイア・キャピタル、シルバーレイク・クラフトワークなども参加しているという。

カーボンは、集めた資金をグローバル展開を加速するために使うとしている。

「デジタル3Dマニュファクチャリングの時代が到来し、この資金をもってデザイン、エンジニアリング、製造、ロジスティクスなどを一変させるという我々のビジョンを現実化させることが可能になります」とカーボンのCEO兼共同創業者のジョセフ・デシモン氏はコメントしている。

カーボンは2013年設立。LED光硬化樹脂を素材に高速で造形する独自技術をベースにしたSLA3Dプリンターを製造している。同社には、これまでにGEベンチャーなどの大手ベンチャーキャピタルを始め、BMW、ニコンなどのメーカーも出資している。