ICONが米軍テキサス州フォートブリス基地内に大型兵舎を建設

テキサス州に拠点を置く建設3Dプリンティング起業のICONが、米軍テキサス州フォートブリス基地内に建設3Dプリンターで大型兵舎を建設したとして話題になっている。現地メディアの報道によると、ICONが建設したのは米陸軍第101空挺師団のための兵舎。兵士約560人を収容でき、試用期間中限定で運用されるという。

ICONは、兵舎10棟を総額6200万ドル(約99億2000万円)の予算で建設する予定。ICONによると、建設3Dプリンターを用いることで従来の建設コストを9.8%程度削減でき、工期も58日程度に抑えることが可能になったとしている。

ICONにおいては、今年2026年4月にウィル・ハード元下院議員が同社防衛部門のトップに就任するなどアメリカの国防セクターとのパイプを強化している。

米陸軍第101空挺師団は、ケンタッキー州フォートキャンベルを拠点とする米陸軍の精鋭部隊。1942年に空艇部隊として創設され、ヘリコプターを用いた空中強襲作戦を専門としている。第二次世界大戦では、ノルマンディー上陸作戦やバストージの戦いなどで活躍した。ベトナム戦争などでも大規模な作戦に参加したほか、近年ではイラク戦争やアフガニスタン紛争にも参加している。