ベルギーのスタートアップ企業が大型リサイクル3Dプリンターを開発 https://3dprintingindustry.com/news/colossus-unveils-large-scale-3d-printer-for-recycled-plastics-with-mitsubishi-chemical-143530/

ベルギーのスタートアップ企業が大型リサイクル3Dプリンターを開発したとして話題になっている。

開発したのはベルギーのゲンクに拠点を置くコロッサス社。シッピングコンテナ内に設置された3Dプリンターは、造形サイズ2.67m x 1m x 1.5mを持つ大型3Dプリンター。最大1時間に15キロの吐出スピードで造形できるとしている。素材はrPET、リサイクルPET、リサイクル・ポリプロピレンなどを使用する。

3Dプリンターを開発したことについて、コロッサスの共同創業者のフィリップ・メリレット氏は、「当初はクライアントの要望により大型の3Dプリンターを探していました。ところが、検討対象となった3Dプリンターはいずれも遅く、価格も高く、使える素材も限定的でした。それであれば、自分たちで3Dプリンターを作ってしまおうという話になったのです」と説明している。

コロッサスは現在、シングルノズルタイプの現行モデルに加え、マルチノズルタイプの新型モデルを開発している。新型モデルは、最大1時間に25キロの吐出スピードでの造形を目指しているという。

コロッサスでは現在3Dプリンターのプレオーダーを受け付けている。価格やサポートなどについての詳細は明らかにされていない。