スリーディーシステムズ、オンコス・サージカルとバーチャル手術技術で業務提携 https://www.prnewswire.com/news-releases/onkos-surgical-secures-176m-in-series-b-funding-led-by-canaan-partners-300441294.html

アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、オンコス・サージカルとバーチャル手術技術で業務提携する。発表によると業務提携期間は四年間で、オンコス・サージカルがスリーディーシステムズのバーチャル手術プランニング・プラットフォームへアクセスし、3Dプリントされた術前シミュレーションモデルなどが利用できるとしている。

オンコス・サージカルは筋骨格系がんの治療に特化したベンチャー企業。ニュージャージー州パーシパニーを拠点にアントニー・コブリッシュ氏らが設立した。術前シミュレーションモデルを活用することで、複雑な筋骨格系がん系手術の治療成績を向上させることが可能になるとしている。

オンコス・サージカルはこれまでにシリーズB投資で1,760万ドルの資金を調達している。スリーディーシステムズもオンコス・サージカルにも初期の段階で出資し、同社の株主の一員となっている。

「スリーディーシステムズとの今回の業務提携に感謝します。スリーディーシステムズは医師と患者が共に直面する固有の課題と多くの機会について良く理解しています。我々は、患者のために進化を続け、事業全体にバリューとスケーラブルなビジネスを構築したいと考えています」と、オンコス・サージカルのパトリック・トリーシーCEO兼共同創業者はコメントしている。