アメリカの3Dプリンター製造大手のスリーディーシステムズが、医療専用製品ショールームをオープンする。

スリーディーシステムズ・ヘルスケアテクノロジーセンターと名付けられたショールームはコロラド州リトルトンに開設されるもので、7万スクウェアフィートの大きさ。同社の手術シミュレーションシステム「バーチャル手術プランニング」システムや各種の医療用3Dプリンターが展示される。

同センターはISO13485に準拠した製造施設を有しており、FDA、MDDの基準に適合した医療用3Dプリンター製品が製造されるという。

また、医師用に「バーチャル手術プランニング」システムが実際に利用できる施設も用意されている。

医療分野はスリーディーシステムズが比較的古くから得意としている分野とされる。医療分野での大口ユーザーには矯正歯科用マウスピース「インヴィザライン」製造のアライン・テクノロジーが含まれている。