デスクトップメタルのプロダクションシステムが925スターリングシルバーに対応

アメリカの3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルが、同社のプロダクションシステムが925スターリングシルバーに対応したと発表した。それによると、同社のP-1プロダクションシステムとP-50プロダクションシステムで925スターリングシルバーを使った3Dプリンティングが可能になったとしている。

デスクトップメタルの創業者でCEOのリック・フュロップ氏は、「プレシャスメタルを使ったハイスピード・バインダージェットシステムによる3Dプリンティングを実現したことで、ジュエリー業界とラグジュアリーグッズ業界における画期的なマイルストーンに到達することができました。これまでの労働集約的なプロセスを脱し、デザインの自由度とカスタマイゼーションが確保されます。業界全体を大きく変えることになるでしょう」とコメントしている。

デスクトップメタルは、925スターリングシルバーに加え、今後18金イエローゴールドやローズゴールドなどにも対応してゆくとしている。

デスクトップメタルは、買収したエンビジョンテックを通じてジュエリー業界におけるプレゼンスを広めている。ジュエリー業界は、3Dプリンティングと親和性が高い業界のひとつとされている。