ボーイングがストラタシスのハイエンド3Dプリンター用素材を採用

ボーイングがストラタシスのハイエンド3Dプリンター用素材「ストラタシス・アンテロ800NAサーモプラスチック」を採用した。ボーイングがストラタシスの素材を採用する初のケースとなる。

ストラタシス・アンテロ800NAサーモプラスチックはPEKKベースのポリマー系素材で、ストラタシスのF92003Dプリンターシリーズ、フォルタス450MC3Dプリンターシリーズ用に開発されたエンジニアリングプラスチック。特に強い強度が求められる部品の製造などに使われる。

ストラタシスの航空宇宙産業担当副社長のスコット・セヴィク氏は、「ボーイングは、我が社のアンテロ800NAサーモプラスチックを様々な用途に活用するでしょう。アディティブ・マニュファクチャリングは航空産業のサプライチェーンをシンプルにし、MRO(メンテナンス、リペア、オーバーホール)などでも最大の力を発揮します。アンテロ800NAは、航空産業の高い要求水準を満たしてゆくと確信しています」とコメントしている。

ボーイングは近年航空機の製造に3Dプリンターの活用を増やしている。同社が開発中のボーイング777Xシリーズに搭載されるGE9Xエンジンは、300点の部品が3Dプリンターで製造されている。ボーイングは、ワシントン州オーバーンにアディティブ・マニュファクチャリング・ファブリケーションセンターを開設し、航空機の消耗部品の製造などを行っている。