アレフ・オブジェクトがオープンソースのPETGフィラメントをリリース

コロラド州ラブランドに拠点を置く3Dプリンター製造ベンチャー企業のアレフ・オブジェクトが、オープンソースのPETGフィラメントをリリースした。

フィラメントは16ページのホワイトペーパーとともにリリースされ、ホワイトペーパーにはフィラメントの製造プロセス、パラメーター、素材グレードなどの情報が記載されているという。

アレフ・オブジェクツは、これまでにオープンソースのABSフィラメントもリリースしており、PETGフィラメントは同社の二番目のオープンソースフィラメントとなる。

PETGフィラメントは1キロのスプールで提供され、価格は45ドル(約4,950円)。アレフ・オブジェクツのウェブサイトで購入できる。

アレフ・オブジェクトは2011年設立。設立以来オープンソースの3DプリンターLulzBotシリーズを製造販売し、近年業績を伸ばしている。アレフ・オブジェクツはLulzBot3Dプリンターなどのハードウェアに加え、3Dプリンター用ソフトウェアなどもオープンソースで提供するユニークな経営方針で知られている。同社はまた、アメリカの経済雑誌「Inc.」が選ぶ「最も成長している未上場コンピューターハードウェア企業500社」に選出されている。