3DEOの資産売却オークションが実施

経営破綻したアメリカのメタル3Dプリンティングサービスビューローの3DEOの資産売却オークションがオンラインで実施された。アメリカ現地メディアの報道によると、オンラインオークションはブライアン・テスコ・アソシエイツが開催したもので、3DEOが保有するメタル3DプリンターやCNCマシンなどの工作機械が売りに出された。

売却で得られた資金は、カリフォルニア州の法律に従い、債権回収企業のインソルベンシー・サービシス・グループが回収し、債権者へ均等分配される。

工作機械以外にも3DEOが保有する製造ノウハウなどの知的所有権も売りに出されている。ブライアン・テスコ・アソシエイツによると、同社はこれまでに総額で342万ドル(約5億4720万円)の買取オファーを受けているという。

3DEOは、2016年にカリフォルニア州トーランスでマット・ペトロスら三人が設立したメタル3Dプリンティング・サービスビューロー。小型メタル部品の大量生産を得意とし、医療、航空宇宙、自動車、半導体などのセクターの企業ユーザーに3Dプリンティングサービスを提供していた。

3DEOは、これまでに総額8000万ドル(約12億8000万円)もの資金を主に法人投資家から集めていた。同社へ出資した企業の中には日本開発銀行、セイコーエプソン、IHIエアロスペース、みずほ銀行などが含まれていた。