ビヨンド・ミートのCOOダグ・ラムジー氏が停職処分に

現地時間の2022年9月17日、アーカンソー州ファイエットビルのレーザーバックスタジアムの駐車場で第三者の男性とトラブルになり、男性を殴って鼻を噛むなどして怪我をさせたとして逮捕されたビヨンド・ミートのCOOダグ・ラムジー氏が停職処分になった。ビヨンド・ミートが9月20日に発表したプレスリリースで明らかにした。

ビヨンド・ミートは、製造業務担当シニアバイスプレジデントのジョナサン・ネルソン氏当面の間ラムジー氏の職務を担当するとしている。

ラムジー氏は現在、脅迫と第三種傷害罪の疑いでアーカンソー州ワシントン郡留置所に留置されている。

現地警察の発表によると、ラムジー氏はアーカンソー州ファイエットビルのレーザーバックスタジアムの駐車場で第三者の男性が運転する車と接触事故を起こし、男性と口論になった末に激高して男性を殴りつけたという。被害者の男性と同伴していた目撃者によると、ラムジー氏は「殺すぞ」と被害者を脅迫していたという。

ラムジー氏は大手精肉メーカーのタイソン・フーズに30年以上勤務した業界のベテラン。2021年12月にビヨンド・ミートにスカウトされ、同社のCOO(最高業務オフィサー)に就任していた。