ファストレイディアスがSPACとの合併でNASDAQへ上場

アメリカのオンデマンド・マニュファクチャリング企業のファストレイディアスが、SPACのECPエンバイオメンタル・グロース・オポチュニティーズとの合併でNASDAQへ上場した。取引初日の取引は7.56ドルで始まり、6.74ドルで取引を終えた。現時点での時価総額は1億4016万ドル(約161億1840万円)となっている。

ファストレイディアスの共同創業者でCEOのルー・ラッセイ氏は、「ECPエンバイオメンタル・グロース・オポチュニティーズとの合併は我が社と全社員、そして株主にとっての極めて重要なマイルストーンです。我が社の目的は効率的でサステナブルなモノづくりを実現するためのクラウド・マニュファクチャリングプラットフォームを構築することです。ファストレイディアスのマネジメントチームを筆頭に、ミッション実現と株主への利益還元を追求してゆきます」とコメントしている。

ファストレイディアスは2014年設立の、イリノイ州シカゴに拠点を置くオンデマンド・マニュファクチャリング企業。3Dプリンターを含むアディティブ・マニュファクチャリングや、CNCマシニング、射出成形、ウレタン・キャスティングなどによる造形サービスを提供している。