イギリスの大手3Dプリンティング・サービスビューローが新ヘッドクォーターへ移転

イギリスの大手3Dプリンティング・サービスビューローの3DプリントUKが、ロンドン北部のレイトン・インダストリアル・ビレッジにある新ヘッドクォーターへ移転する。新ヘッドクォーターは1万平方メートルの大きさで、旧ヘッドクォーターの約五倍となる。

新ヘッドクォーターにはEOSのハイエンドポリマーSLS3Dプリンターなどが設置されるほか、ポストプロセス用デバイスなども設置される。ポストプロセス用専用エリアが二部屋用意され、クリーニングやカラーリングなども行われる。

新ヘッドクォーターへの移転について、3DプリントUKの創業者でマネージングディレクターのニック・アレン氏は、「(新ヘッドクォーターへの移転は)我々にとって非常に重要な出来事です。移転により我々の成長を加速し、特に今年の成長に寄与します。我々が所有するすべての3Dプリンターはノンストップで稼働し続けており、さらなるキャパシティの拡大を見込んでいます」とコメントしている。

3DプリントUKは2011年設立。EOSのP3シリーズなどを主軸とするSLS3Dプリンターを使った3Dプリンティングサービスを提供している。同社はこれまでに、累計で100万点を超えるパーツを製造している。