アメリカのフットウェアブランドがメタル3Dプリントシューズをリリース

アメリカのフットウェアブランドがメタル3Dプリントシューズをリリースし、話題になっている。

メタル3Dプリントシューズをリリースしたのは、米オレゴン州ポーランドに拠点を置くIca & Kostika。同社は振興デザインスタジオとしてセレブリティなどの注目を集めている。

製品はすべてカスタムデザインで製造され、素材にはメタル、ブロンズ、プラスチックが使われている。いずれもSLS3Dプリンターでプリントされる。価格は500ドル(約54,000円)からで、Ica & Kostika のウェブサイトから注文できる。

Ica & Kostika の共同創業者のアイカ・パル氏は、「このコレクションは、美しい繊細さを創造する自然なシステムと、自然を超越するエンジニアリングフォームを作るという我々の熱望を同時に実現するものです。何か別の世界のもののようなものを作りたかったのです」とコメントしている。

3Dプリンターをシューズづくりに活用する機運は世界的に高まっている。これまでにアディダス、ニューバランスなどの大手メーカーが3Dプリンターを使ったカスタムシューズの製造を開始している。

Ica & Kostika は2016年設立。アディティブ・マニュファクチャリング技術を使ったフットウェアの製造のほか、アディティブ・マニュファクチャリング用ソフトウェアの開発も行ている。