スミソニアン博物館がミマキエンジニアリングの3Dプリンターを活用 3Dプリンターで作ったインフルエンザウィルスのモデル

アメリカのスミソニアン博物館が、ミマキエンジニアリングの3Dプリンターを様々な用途に活用しているとして話題になっている。

ミマキエンジニアリングのアメリカ法人ミマキUSAを通じてスミソニアン博物館に導入されたのは、ミマキ3DUJ-553フルカラー3Dプリンター。メリーランド州ランドーバーにあるスミソニアン・エクジビット・スタジオに導入された。

ミマキUSAのマネージャー、ジョッシュ・ホープ氏は、「3Dプリンターの導入により、レプリカやモデルの作成など、様々な活用法が考えられます。スミソニアン博物館を訪れる人に、新しい経験を提供することが可能になります。来訪者をインスパイアし、知識を普及させようとするスミソニアン博物館の活動にジョインできることを嬉しく思います」とコメントしている。

スミソニアン・エクジビット・スタジオは、現在ワシントンDCで開催中の「アウトブレイク:結ばれた世界におけるエピデミック」展示会に、ミマキの3Dプリンターで作ったインフルエンザウィルスのモデルを展示している。来訪者はインフルエンザウィルスのモデルを、自由に手に取って見ることができる。

スミソニアン・エクジビット・スタジオはまた、スミソニアン博物館の展示物のレプリカを3Dプリンターで作成し、目の不自由な人が手にとって触れるようにすることなども検討しているという。

スミソニアン博物館は、アメリカを代表する科学、産業、技術、芸術、自然史の博物館群・教育研究機関複合体。収集物は1億4200万点にも及ぶ。