ブリストル大学が海藻から3Dプリント用バイオインクを開発 https://materia.nl/article/strength-seaweed/

イギリスのブリストル大学が海藻から3Dプリント用バイオインクを開発した。

開発されたバイオインクは藻類の海藻から抽出したアルギン酸を主原料にしたもので、ポリマーのプルロニックと合成して作られたという。従来の単層型構造のバイオインクよりも高密度のバイオプリンティングが可能で、より自然に近い細胞構造が組成出来るという。

プルロニックは素材製造大手BASFが開発したブロック・コポリマー。高温での3Dプリント時にも組織を構成出来る性能からエージェントとして選ばれたという。

3Dプリンターはレップラップのメンデルマックス2.0が使われた。テストでは実サイズのヒトの耳が3Dプリントされ、プリントから五週間後も原型を維持した。