ドイツの化学メーカーがHPの3Dプリンター用素材の開発を開始

ドイツの化学メーカーEvonic IndustriesがHPの3Dプリンター用素材の開発を開始する。

同社が開発するのはHPが今年初めにリリースしたHPマルチジェット・フュージョン3Dプリンター用のパウダー素材。自動車や航空機製造の現場で完成品部品の製造での使用を想定しているという。

Evonicは近年3Dプリンター用素材の開発を行っており、これまでにポリアミド12ベースの3Dプリンター用パウダー素材VESTOSINTを市場に供給してきている。

同社は今回HPが提供しているHPオープンプラットフォームの仕組みを利用して素材の開発を行う。

Evonic Industriesは2007年設立。ドイツのエッセンに拠点を置き、コーティング材、添加剤、有機素材、ポリマーなどを製造している。