米国エネルギー省がフリーランサーと業務提携契約を締結 https://www.freelancer.jp/

米国エネルギー省が、アメリカ最大のアウトソーシングサイトのフリーランサーと業務提携契約を締結した。契約では、製造業のエネルギー消費効率向上や、アメリカの工業基礎力を強化するためのアイデアコンテストなどが実施されるという。

「製造業イノベーターチャレンジ」と名付けられたプロジェクトでは、アメリカ中のフリーランサーから、3Dプリンティング、バイオエネルギー、建設技術、車両工学などに関するアイデアを募集する。アイデアの内容に応じて2,500ドル(約275,000円)から10,000ドル(約110万円)の賞金が贈られるという。

3Dプリンティングの領域では、「大型スケール3Dプリンターのデザインコンセプト」に関する具体的なアイデアが求められている。また、「災害対応のためのアディティブ・マニュファクチャリング」「SSLマニュファクチャリングコンセプト」のプロジェクトにも参加が求められている。

フリーランサーはアメリカ最大のアウトソーシングサイトで、現時点でアメリカ国内の3千万人のフリーランサーが登録、1,000を超えるエリアで1,400万件の仕事がやり取りされている。最近は3Dモデルのデザインやプロトタイプの設計などの3Dプリンティングに関する仕事も多くやり取りされるようになってきている。

なお、フリーランサーは過去にもNASAと共同でロボットアーム製造のための3Dデザインコンテストなども実施している。