ヴォクセルジェットが2023年度第1四半期決算を発表

ドイツのハイエンド3Dプリンターメーカーで米NASDAQ上場のヴォクセルジェットが2023年度第1四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は601万5000ユーロ(約8億7217万円)で、前年同期の464万ユーロ(約6億7280万円)から29.6%増加した。経常収支は283万ユーロ(約4億1035万円)の赤字で、前年同期の112万ユーロ(約1億6240万円)の赤字から悪化した。

システム部門の売上高は315万9000ユーロ(約4億5805万円)で、前年同期比で122.8%のプラスとなった。サービス部門の売上高は285万6000ユーロ(約4億1412万円)で、前年同期比で11.4%のマイナスとなった。

ヴォクセルジェットのCEOインゴ・エデラー氏は、「ヨーロッパとアメリカ市場においては、我々のオンデマンド3Dプリンティングサービスへの需要がとても強固になっています。需要は大量生産のオーダーが牽引しています。オンデマンド3Dプリンティングサービスにおいては、今後さらなる売上増加が見込まれています。また、オンデマンド3Dプリンティングサービスのユーザーが、自ら3Dプリンターを購入するケースも増えてくると予想しています」とコメントしている。