ビヨンド・ミートのチーフ・ブランド・オフィサーが辞任

アメリカの大手代替肉メーカーのビヨンド・ミートのチーフ・ブランド・オフィサーが辞任していたことがわかった。現地メディアの報道によると、ビヨンド・ミートのチーフ・ブランド・オフィサー、ベス・モスコウィッツ氏は、現地時間の先週水曜日を最後にビヨンド・ミートを退職したという。

モスコウィッツ氏は社内メールで「元の職である投資家、アドバイザー、クリエイティブパートナーという元来のルーツに戻れることを楽しみにしています。しばらくは家族が集まって新年のお祝いをする予定です」というメッセージを関係者に発信した。

モスコウィッツ氏の辞任について、ビヨンド・ミートのスポークスウーマンは特にコメントを発していない。

モスコウィッツ氏は2019年にビヨンド・ミートに入社し、チーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任していた。モスコウィッツ氏はその後、チーフ・ブランド・オフィサーに就任し、ビヨンド・ミートのブランディングなどを担当していた。

ビヨンド・ミートからは、チーフ・サプライチェーン・オフィサーのバーニー・アドコック氏も昨年2022年9月30日付けで辞任している。ビヨンド・ミートでは、社員の20%をレイオフするなど、人事上のトラブルが頻発している。