ビヨンド・ミートが「ビヨンド・チキンナゲット」の販売を開始

代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートが、代替鶏肉「ビヨンド・チキンナゲット」の販売を開始した。アメリカ全国の5000店舗のスーパーマーケットで購入できる。

「ビヨンド・チキンナゲット」は、通常の鶏肉よりも脂肪分が50%少なく、一食当たり14グラムの植物性たんぱく質の摂取が可能。冷凍食品として提供され、フライパンやオーブンで調理する。

リアリティTVスターでビヨンド・ミートのチーフ・テイスト・オフィサーを務めるキム・カーダシアン氏は、「多忙な母親として、私は常に迅速で簡単に家族に健康的で美味しい食事を与えるオプションを探しています。(ビヨンド・チキンナゲットは)10分もかからずに調理ができ、しかも家族みんなが喜ぶ植物由来のたんぱく質を与えることができます。常識を超える体験をする最も簡単なオプションです」とコメントしている。

ビヨンド・ミートは、昨年2021年7月から代替鶏肉「ビヨンド・チキン」の供給を開始している。「ビヨンド・チキン」は、アメリカ各地のレストランなどを通じて供給され、スーパーマーケットなどの店頭では販売されていなかった。「ビヨンド・チキン」は、アメリカの大手中華料理チェーンのパンダエクスプレスの人気メニューのオレンジチキンにも使われている。