ビヨンド・ミートが代替肉ステーキ「ビヨンド・ステーキ」の販売を開始

アメリカの代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートが、代替肉ステーキ「ビヨンド・ステーキ」の販売を開始した。アメリカ全国のクローガー、ウォルマート、アルバートソン、ジュウェル・オスコなどのスーパーマーケット5000店舗で販売される。

「ビヨンド・ステーキ」はソラ豆のタンパク質を原料に作られた代替肉で、一口サイズで10オンス(約283グラム)のパックで提供される。1食あたり21グラムのタンパク質が摂取でき、低脂肪でコレステロールがゼロだとしている。価格は1パック7.99ドル(約1,198円)。

2022年度第二四半期においては、ビヨンド・ミートの売上は小売売上が2.2%増加したものの、外食売上が2.4%減少した。ある株式アナリストは、コロナウィルスのパンデミックの影響により巣ごもり需要が増加したものの、ビヨンド・ミートの代替肉を試した消費者の多くがリピーターとなっていない可能性を指摘している。

ビヨンド・ミートが大手食品メーカーのペプシコと共同で開発した代替肉ジャーキー「ビヨンド・ミート・ジャーキー」の販売数も、当初の売上見込みを下回っているとされる。

ビヨンド・ミートは、2022年度第三四半期決算報告を2022年11月9日に行う。