元Uber幹部のジェフ・ホールデン氏がNexa3Dの取締役に就任

元Uber幹部のジェフ・ホールデン氏が、カリフォルニア州に拠点を置く3DプリンターメーカーのNexa3Dの取締役に就任する。

ホールデン氏はイリノイ大学出身。2014年から2018年までUberのチーフ・プロダクト・オフィサーを務め、Uberの自動運転技術の開発グループを指揮した。同時に、Uberのレストラン宅配ビジネスのUber Eatsや、UberのAI開発プロジェクトの立上げにも関与した。

Uber入社前は、Amazonに10年間在籍し、Amazon創業者ジェフ・ベゾス氏のもと、Amazonプライム事業の立上げに関与した。

ホールデン氏の取締役就任についてNexa3Dのアヴィ・レイチェンタルCEOは、「革新的な技術を伴う仕事を多くこなしてきたホールデン氏を、我が社の取締役に迎えることを喜んでいます。彼の優れた経験と知識は、3Dプリンティング技術の限界を破壊し続けている我が社の挑戦にさらなる力を与えるでしょう」とコメントしている。

Nexa3Dの共同創業者アヴィ・レイチェンタル氏は、2003年から大手3DプリンターメーカーのスリーディーシステムズのCEOを務めていた。スリーディーシステムズを3Dプリンターの世界的リーディングカンパニーに育て上げたが、業績の不振と株価の低迷などの責任をとり、2015年にスリーディーシステムズのCEOを辞任していた。