グローフォージの3Dプリンターの出荷が再び延期へ https://www.youtube.com/watch?v=ZwlxiWxP634

シアトルに拠点を置く3Dプリンターメーカー、グローフォージの3Dプリンターの出荷が再び延期され、問題になっている。

グローフォージの3Dプリンターは2015年10月にキックスターターで販売され、全世界70か国のバッカーから2,790万ドル(約30憶6,900万円)を集める大ヒットとなった。この金額は、当時のキックスターター史上最高金額となった。なお、キックスターターでの販売価格は1,995ドル(約22万円。

グローフォージの3Dプリンターは革、紙、プラスチックなどの一般的な素材をベースに造形出来るため、多くの人の関心を集めた。

グローフォージでは当初、3Dプリンターの出荷を2015年12月から開始するとしていたが、2016年2月に延期され、続いて同年4月、12月へと度々延期された。

グローフォージのダン・シャピロCEOは、今年6月に今年10月に3Dプリンターを必ず出荷すると約束していたが、その約束は守られそうにない事がわかった。バッカーの中には注文をキャンセルする人も出てきており、問題が大きくなりつつある。

キックスターターで巨額の資金を集めるキャンペーンが頻発しているが、中には予定通り出荷されないケースが少なくない。スケジュールとコンプライアンスを遵守出来るか、メーカーの姿勢が問われている。