スリーディーシステムズ元CEOアビ・レイチェンタル氏がテクニプラスの3Dプリンター事業部CEOに就任 https://3dprintingindustry.com/news/3d-systems-ceo-avi-reichental-steps-down-61084/

スリーディーシステムズ元CEOアビ・レイチェンタル氏が、自動車部品製造大手テクニプラスの3Dプリンター事業部CEOに就任する。

テクニプラスはウィスコンシン州ナショタに拠点を置くメーカーで、射出成型法による部品製造をメインに事業展開している。同社は新たに3Dプリンター事業部を設立し、CEOにレイチェンタル氏を招聘した。

テクニプラスはカリフォルニア州ベンチュラにアディティブ・マニュファクチャリングセンターを有し、複数の3Dプリンターを稼働させている。同センターでは特にメタル3Dプリンターを使った部品作りなどを行っている。

アビ・レイチェンタル氏は12年に渡ってスリーディーシステムズのCEOを務め、同社を3Dプリンターの世界的リーダー企業へ育て上げた。レイチェンタル氏のCEO就任期間、スリーディーシステムズの売上は6倍に、会社時価総額は12倍にそれぞれ拡大した。

一方、2014年頃からの業績低迷と株価の大幅な下落の責任をとり、同氏は2015年10月にスリーディーシステムズCEOを辞任した。

レイチェンタル氏は現在、イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションの取締役も務めている。