Alquist3Dのザック・マンハイマーCEOが「3Dプリント住宅の需要は世界中にある」と発言

アメリカの3Dプリント住宅メーカーのAlquist3Dのザック・マンハイマーCEOが、「3Dプリント住宅の需要は世界中にある」と発言して話題になっている。アメリカの大手メディアCNBSの人気番組「スクワーク・ボックス」の中で発言したもので、2021年にアメリカで初めて3Dプリント住宅を建設したのを皮切りに、アメリカの各地で問い合わせが殺到。販売価格が従来型の住宅よりも20%から25%程度安いということもあり、これまでに世界各地から問い合わせなどが寄せられてきているという。

マンハイマーCEOは、アメリカでは一般的な需要全体に対して15%から20%供給が不足する状態が常態化しており、特に住宅不足が社会問題化しているアメリカ都市部において良質な住宅の需要が大きく拡大しているという。

マンハイマーCEOはまた、建設3Dプリンターの普及によりアメリカの住宅不足解消に一定の目途を立てたら、次は発展途上国に対して低価格・高機能の良質な3Dプリント住宅の供給を開始したいとしている。マンハイマーCEOは、これまでにアメリカやヨーロッパ各国からの問い合わせと同時に、南米やアフリカ大陸諸国からの問い合わせを受けていることを明らかにしている。