セレンディクスが経済産業省の「J-Startup」に選出

3Dプリント住宅メーカーのセレンディクスが、経済産業省のスタートアップ支援事業「J-Startup」に選出された。「J-Startup」は、革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供するスタートアップを創出するため、経済産業省、日本貿易振興機構(JETRO)・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が事務局となり2018年に立ち上がった支援プログラム。

「J-Startup」として選定された企業は、海外・国内大規模イベントへの出展支援、海外現地支援、研究開発支援、規制改革対応、入札機会拡大、民間企業「J-Startup Supporters」との連携支援など、様々な支援を受けることができる。

セレンディクスはホームページで、「今回「J-Startup」プログラムによる官民による集中的なスタートアップ支援を受けることで、誰もが「車を買える価格で家を購入できる」社会の実現に向け、事業スピードを更に加速し、世界中の人々にとって価値ある企業となれるよう邁進してまいります」とコメントしている。

セレンディクスは、昨年2022年3月に愛知県小牧市に国内初となる3Dプリント住宅のSerendix10m2モデルを建設、国内外のメディアにより紹介されるなど話題を集めた。セレンディクスによると、同社には同社の3Dプリント住宅に関する問い合わせが国内外から1800件以上寄せられているという。