ナノ・ディメンションが2024年度通年決算を発表

イスラエルのエレクトロニクス3DプリンターメーカーでNASDAQ上場のナノ・ディメンションが2024年度通年決算を発表した。それによると、同社の2024年度の売上高は5620万ドル(約81億4900万円)で、前年比で22%の増加となった。経常収支は9690万ドル(約140億5050万円)の赤字で、前年比で赤字幅が74%増加した。調整後EBITDA(利子、税、減価償却前利益)も6520万ドル(約94億5400万円)の赤字だった。

2024年12月末日時点で同社が保有する現金および現金相当資産の奏楽は8億4500万ドル(約1225億2500万円)で、前年2023年12月末時点の9億9100万ドル(約1436億9500万円)から1億4600万ドル(約211億7000万円)減少した。

同時に発表された2024年度第4四半期決算では、売上高1460万ドル(約21億1700万円)で、前年同期比で1%のプラスとなった。同期間中の経常収支は910万ドル(約13億1950万円)の赤字だった。

ナノ・ディメンションは2025年度第1四半期の見通しについて、売上高1440万ドル(約20億8800万円)程度を見込んでいる。

ナノ・ディメンションは、2025年6月に事業状況のアップデートを行う予定。