ダイマンションがシリーズB投資で1400万ドルの資金調達に成功

ドイツのポストプロセススタートアップ企業のダイマンション(DyeMansion)が、シリーズB投資で1400万ドル(約14億8400万円)の資金調達に成功した。出資したのはノルディック・アルファ・パートナーズ、UVCパートナーズ、ボトヴパートナーズ、KGAL、AMベンチャーズなどのベンチャーキャピタル。バリュエーションなどの投資の詳細は明らかにされていない。

今回の投資により、同社が調達した資金の総額は2400万ドル(約25億4400万円)となった。調達した資金は、同社のデジタルマニュファクチャリング・プラットフォームの開発に投じられる。

ダイマンションのCEO兼共同創業者のフェリックス・エワルド氏は、「ノルディック・アルファ・パートナーズを筆頭とする投資家をパートナーに迎えられたことを大変嬉しく思います。我々の成長ステージにおけるベストタイミングでチームに合流してくれました。我々のグローバルリーダーとしてのポジションをさらに強固なものにしてくれるでしょう。世界中の我々の顧客のデジタルマニュファクチャリングへの転換を進め、未来の工場の実現を確実にすると信じています」とコメントしている。

ダイマンションは2013年に起業家フェリックス・エワルドとフィリップ・クレーマーが共同で設立した。3Dプリントされたパーツに独自開発したポストプロセスを施し、サーフェス品質や強度を確保する。2015年にはメタル3DプリンターのEOS創業者ハンス・ランガー氏も同社へ出資している。