エアバスがGEアディティブのコンセプトレーザーM2システムを導入

大手航空機メーカーのエアバスが、GEアディティブのコンセプトレーザーM2システムを導入する。エアバスA320シリーズ用チタンコンポーネントパーツの製造などに使われる。コンセプトレーザーM2システムは2基のレーザーを同時に照射して造形するハイエンドメタル3Dプリンターで、正式に製造プロセス承認を受けた。デュアルレーザータイプのメタル3Dプリンターが製造プロセス承認を受けた初のケースとなった。

これまでの一般的なメタル3Dプリンターは、1基のレーザーを使うシングルレーザータイプのものがほとんどだったが、複数のレーザーを同時に使うことで造形スピードが大幅に向上する。特に、同じ種類のパーツを短時間で大量に製造すると言ったケースで能力を発揮できるとしている。

コンセプトレーザーと同じくドイツのメタル3DプリンターメーカーのSLMソルーションズも、現地時間の先週オンラインで開催されたFormnextコネクトで、12基のレーザーを搭載した新型メタル3Dプリンター「NXG Ⅶ 600」を発表し、話題を集めた。

ハイエンドメタル3Dプリンターの世界は、これまでのシングルレーザータイプからマルチレーザータイプへ移行しつつある。マルチレーザータイプのメタル3Dプリンターが普及することで、モノづくりの現場における3Dプリンター活用の機運がさらに高まると期待されている。