JR東日本が釜石線小佐野駅の駅舎を3Dプリンターで建替え

JR東日本が、岩手県釜石市にある釜石線小佐野(こさの)駅の駅舎を3Dプリンターで建替えするとして話題になっている。JR東日本の発表によると、工事は10月に着手され、10月中旬に仮通路に切替えして来年2027年3月に新駅舎が完成する見込みとしている。

JR東日本によると、設用3Dプリンターによる駅舎の施工はJR東日本管内で初めてで、設用3Dプリンターによる駅舎の施工もJR東日本管内で初めてであるとしている。今回の工事を通じて、デジタル技術によるデザイン性向上、自動化による施工品質の平準化、省人化等、鉄道建築における新たな施工方法の可能性を検証する。

小佐野駅は、釜石の山間部と海辺をつなぐ位置にあり、新駅舎では「山から海へ流れる風の みち」をコンセプトとし、風を感じられるよう外壁の表情を計画している。新駅舎は鉄筋コンクリート造の平屋建てで、延床面積約7.5平方メートルの大きさとなっている。

建設3Dプリンターによる駅舎の建替えは、2025年に実施されたJR西日本の和歌山県・初島駅に続く二例目となる。

JR釜石線は、岩手県の花巻駅から釜石駅までを結ぶ、JR東日本の全長約90.2キロメートルの鉄道路線。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にちなみ「銀河ドリームライン釜石線」の愛称で呼ばれている。普通列車のほか、盛岡駅方面へ直通する快速「はまゆり」などが運行されている。