世界の建設3Dプリンティング市場が2027年までに110億ドル規模へ成長

世界の建設3Dプリンティング市場が2027年までに110億ドル(約1兆4850億円)規模へ成長すると予想したレポートが公開された。アメリカの調査会社リサーチ・アンド・マーケッツがまとめた「建設市場におけるグローバル3Dプリンティング(2022-2027)」によると、2022年時点で3億5430万ドル(約478億3050万円)規模と推定される世界の建設3Dプリンティング市場は、今後年率99.04%の高い成長率で拡大を続け、2027年までに110億6810万ドル(約1兆4942億円)規模に成長するとしている。

建設3Dプリンティング市場を牽引する主なプレーヤーとして、エイピス・コア、Batiprint3D、BeMore3D、ブランチ・テクノロジー、COBODインターナショナル、Concr3D、コンツアー・クラフティング、CyBe建設、ハイデルベルクセメント等を挙げている。

地域別では、北米(アメリカ・カナダ)、ヨーロッパ(ベルギー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス)、中東およびアフリカ(エジプト、イスラエル、カタール、サウジアラビア、南アフリカ、UAE)、アジア太平洋(オーストラリア、中国、インド、インドネシア、タイ)などで高い成長が見込めるとしている。