アメリカの大手代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートのイーサン・ブラウンCEOが、相当数の自社株を売却していたことがわかった。
アメリカ現地メディアの報道によると、ブラウンCEOは米証券取引委員会へ提出したフォーム4報告書において、今月2024年12月12日にビヨンド・ミートの普通株47万3129株を、一株0.93ドルで売却していたと報告している。また、翌日13日にブラウンCEOはストックオプションの行使によりあらたに49万2877株を一株0.93ドルで購入したとしている。
今回の一連の取引により、ブラウンCEOが保有するビヨンド・ミートの株式数は63万9881株となった。ブラウンCEOは、株式管理会社ブラウン・アセットホールディングスLLCを通じてビヨンド・ミートの株式を保有している。
ブラウンCEOが株式の売買を行ったと報じられた2024年12月13日、ビヨンド・ミートの株は一株3.84ドルでその日の取引を終えた。
ビヨンド・ミートの株は2020年10月9日に一株194.95ドルの高値を付けた後値下がりはじめ、今年2024年に入ってからは一株10ドルを下回る価格で取引されている。ある株式市場関係者は、同社の株は来年2025年も同程度の水準で推移する可能性が高いと見込んでいる。