ヴォクセルジェットが2019年度決算を発表

ドイツのハイエンド3Dプリンターメーカーのヴォクセルジェットが、2019年度決算を発表した。それによると、同社の2019年度売上は2400万ユーロ(約28億8千万円)で、2018年度の2600万ユーロ(約31億2千万円)から200万ユーロ(約2億4千万円)低下した。経常収支は1420万ユーロ(約17億400万円)の赤字で、2018年度の経常赤字880万ユーロ(約10億5600万円)から悪化した。

同期間中に同社が販売した3Dプリンターの台数は、新品が13台、中古再生品が6台だった。セグメントではシステム関連売上が全体の54.7%を占め、2018年度の47.1%から上昇した。

国別では、自動車産業の低迷の影響によりドイツ市場の売上が低下した。アメリカ市場の売上は横ばいで、イギリス市場の売上もやや低下した。中国市場の売上は、好調なアジア市場に牽引される形でやや増加した。

同社は2020年度の売上として2600万ユーロ(約31億2千万円)から3000万ユーロ(約36億円)のレンジで、EBITDAベースで黒字転換すると見込んでいる。

同社の2019年度決算は新型コロナウィルスの感染拡大の影響を織り込んでいないため、業界関係者の中には同社の2020年度の業績については慎重にならざるを得ないとする向きが少なくない。