テキサス州オースティンで3Dプリント住宅の販売開始

テキサス州オースティンで3Dプリント住宅の販売が開始された。3Dプリント住宅を建設したのはテキサス州に拠点を置く建設3DプリンターメーカーのICON。ICONの建設3Dプリンター「ヴァルカンⅡ」を使い、2ベッドルーム住宅と4ベッドルーム住宅の合計2軒を建設している。住宅購入者への引き渡しは今年夏の予定としている。

ICONは、最大2000平方フィート(約56.2坪)の大きさの建物を建設できる建設3Dプリンター「ヴァルカンⅡ」を製造している。同社はこれまでに、メキシコとの国境沿いの街に50件の3Dプリント住宅を建設し、地元の低所得層住民に提供している。

ICONの共同創業者でCEOのジェイソン・バラード氏は、「(テキサス州における)住宅不足の問題は、サプライ、サステナビリティ、価格、デザインなどの選択の余地を消費者から奪っています。ICONの建設3Dプリンティング技術により、今後も続くであろう住宅不足に対応し、次の世代の建設業のスタンダードを確立することが可能になります」とコメントしている。

アメリカでは、特に住宅不足が社会問題化しているカリフォルニア州やテキサス州などで住宅建設に3Dプリンターを活用する機運が高まっている。これまでにカリフォルニア州、テキサス州、ニューヨーク州、フロリダ州で3Dプリント住宅が建設され、販売されている。ニューヨーク州ロングアイランドで販売された3Dプリント住宅は、近隣の類似物件よりも40%安く販売されたという。